FXで得た利益の節税対策

FXで利益が出た場合は確定申告を行って税金を支払う必要があります。一般的に投資の利益を申告する場合は利益から必要経費である投資金を差し引いた金額と思われがちですが、投資金以外にも経費として認められる可能性があります。FXで得られた利益の必要経費として認められる可能性があるのものとして、口座維持や取引のために支払った手数料や銀行振込手数料、文房具類、取引に使用するパソコンやインターネットの使用料金の一部、経済関連の新聞や雑誌の購読料金、FX関連のセミナーや勉強会、FXに関連する交流会の参加費用や旅費などが考えられます。取引のために専用の部屋にパソコンを設置して、一日中パソコンをつけっぱなしにするほどの上級者であれば住居費や電気代の一部も必要経費として認められるかもしれません。

基本的に自営業者が必要経費を計上するのと同じように考えることができるということです。これらに加えて、投資の場合は前年度に赤字(マイナスの利益)が出た場合には、翌年度の利益から前年度の赤字を差し引いて申告額を算出することが可能なのです。このように、確定申告の際に必要経費として支払った分を全て計算することは節税対策以外にも大きなメリットがあります。FXを収入源として考えた場合に、投入した資本に対してどの程度の利益が出ているのかを把握することで投資活動の全体を冷静に分析し、利益を上げるために効率なモノやコトにお金(資本)をかけ、逆に無駄な部分にはお金をつぎ込まないようにすることができるようになるのです。

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