FXのリスクは回避できる
FXには様々なリスクがありますが、それらを回避する方法もある程度はあります。リスクをゼロにすることは不可能だと考えられます。唯一その方法があるとすれば、FXの取引をしないことです。取引をする限りはリスクが常に随伴すると考えておかなければならないのです。
ただ、できるだけ回避する姿勢は持っておくべきでしょう。特に初心者の場合、「触らぬ神にたたりなし」というように、リスクが高すぎるものは取引しないという姿勢は大事です。例えば、流動性の低い通貨には触れない方が賢明です。例えば南アフリカランドやトルコリラなどは流動性が低い通貨の一つです。
ほかにもメキシコペソやブラジルレアル、ニュージーランドドルなどは国際的な商取引に用いられることが少なく、そのために流動性は非常に低いと言えるでしょう。逆に、流動性の高い通貨としてはドル、ユーロ、ポンドがあり、それについてスイスフランや豪ドル、カナダドルなどがあります。まずはこれらの流動性の高い通貨を選ぶべきだと考えられます。利益をどこまで追求するのかにもよるのですが、極端に高い利益を求めないのであれば、レバレッジはあまり高くしない方がよいです。
レバレッジを高くすることによって価格変動リスクや金利変動リスクも高まりますし、強制決済になるリスクも高くなると言えるでしょう。レバレッジを高くすることは、FXのリスクをわざわざ高めているようなものです。できることなら10倍から15倍くらいまでで取引をするべきだと考えられます。